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腎臓内科医の診療日記㊻

今度は第6波騒動が始まったが、ヤフコメをみると(※ネットニュースで有名なyahooニュースの記事の下の方にある、記事を読んだ人が感想を勝手に書き込むコメント欄。私は普段は表示されない設定にしているが、怖いモノ見たさでのぞく事がある)、今回は騒ぎに対する政府の方針、マスコミの報道姿勢や専門家の意見に対する否定的意見もかなり目立ってきた。コメントは、パソコンやスマホが使える人なら誰でも書き込めて、内容は当たり障りのない感想から、意味不明な思い込み、罵詈雑言、それなりの専門的意見まで、実に多様性がある。本当かどうかわからないが、書き込む人は、粘着質な高齢男性が多いと言われている。私も年をとってやる事が無くなったら、一日中パソコンの前に座って、粘着質なコメントを書き続けているかもしれない。どうだ、怖いだろう。

コロナ騒動について、テレビに出てくる政府寄りの専門家は、皆、同じような事を言っているが、忖度の入りにくいSNS(※ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略。ツイッターやインスタグラムなどの、人々が同じアプリを利用する不特定多数の人に向けて、自分の意見を発信したりコメントをもらったりできるコミュニケーションツール)では、事情でテレビに出られない専門家が辛辣な意見を書いていて、信憑性も結構あるので面白い。しかし、SNSを普段から使っていない高齢者は、家の中で一日中テレビをつけていて、それが唯一の情報源となって、信じ込んでいる場合も多い。政府としては、選挙で票を獲得して政権を維持するためには、そういった人々の支持を得る必要があるので、思い切った策に出られない部分があるようだ。コロナに対して厳しい方針をとればとるほど、政権の支持率が上がる。国民感情に反する政策をとって、選挙で負けて政権維持が出来なくなっては困る。国民が自発的にわかってくるまでは、身動きがとれない。民主主義では、国民のレベルにあった政府しか成立できない。ある情報によると、政府の中枢にも「わかっている人」が増えてきていて、夏までに騒ぎを収束させる策を練っていると言われている。

ところで、SNSで発言している専門家の話を、そのまま信じていい訳でもない。SNSの情報も基本的には根拠のないことや、勝手な思い込みの垂れ流しが、ほとんどを占めている。自分の目の前にある情報が信頼できる情報かどうかを見極める能力が、いつの時代も必要で、最近よく耳にする「情報リテラシー」とは、そんな能力を指す言葉である。ネット社会になって、とんでもない量の玉石混交の情報が氾濫しているので、その中から信頼できる情報を選び取って、自分の判断材料にしていかなければならない。それは、どうやって身に着けたらよいのか。近道は、情報発信者の中で「信頼できる人」を見極めておくことだろう。その人の情報収集力、判断力、直観力などが信頼に足るかどうか、普段から結果的にその人の予測どおりになったかどうかを、よく観察しておいた方がよい。

それにしても、このタイミングでマンボウはありえねーと思うが、ひょっとすると国民の間に「ありえねー」という空気感をわざと作り出して、収束へ仕向けているのか⁉そんな事を考えていたら、セクシーなお姉さんが、マンボ、マンボ、マンボーと歌いながら踊っている動画が、古い友人から私のSNSに送り付けられてきた。学生時代が想い出されて、懐かしかった。イタリアの古いバラエティ番組のオープニングで、気になる方は検索して辿り着いてもかまいませんが、自己責任でお願いします。苦情は一切受け付けません。